2020年12月5日土曜日

映画の感想

晴れ。寒い!

昨日の映画を色んなことを思い出しながら観ていた。結局、泣いた。
1988年に気管切開をして、次の年に呼吸器を装着したままで退院後に
在宅ライフを始めた。すべて手探り状態で、呼吸器も自己負担で
買うしかなかった。苦労していたが、充実した日々だった。

気管切開をしてから、すぐにカフの空気を調整しながら、話す練習を
始めた。鹿野さんは35歳(1994年)の時に気管切開をして、同じ方法で
声を取り戻した。

鹿野さんと同じ世代で、性格も似ていたし、彼が生きていれば、
今年は61歳で、私と二つ下! 今の在宅状況をどう思っているか、
興味深い・・・

一つ言えるのは、今の介護者の大部分は昔のハートと情熱がなく、
上から目線で世話をしている。それが耐えがたいし、こちらこそ
あなたたちは「そんなに偉いの?」と聞きたい!

彼はわがままだと言えない! 私から見ると、ただ必死に自分の
人生を生きていた。私と同じで、自分に責任を持って、自由のない
医療スタッフにすべてお任せの病院の生活を捨てて、苦労をしながら、
自分で描いた人生を生きていた。死ぬ時に悔いがなかったてしょうね。