終末期 延命と尊厳②

晴れ。33℃。梅雨明け宣言。

お腹の痛みは日々強くなってきた。胸も苦しい。
今朝は一応先生の指示通りに💩をとって検便に出した。
血液検査の結果は鉄分が2回も低かったからです。
まぁ、明らかに栄養不足だけど、胃ろうしてもらうつもりはない。

さて、先日のつづき。
延命かそれとも尊厳死か、この問題を巡って、2007年から
色んな議論が行われていたが、はっきりとした結論に至らないのは
日本の特徴！　

日本では死のことを考えなさすぎるとの印象がある。数字の4を　

避けるように、死についてのタブーが多いだと思う。確かに死を

口にすると、すぐに「縁起でもない」と言われ、敬遠されることも

ある。海外との落差は大きいだと感じてる。 

欧米では「安楽死」をテーマにして、映画などで取り上げられている

ことに対して、日本では、尊厳死だけが議論の中心になっている

ことにもかかわらず、まだ個人の考えさえを尊重するか、しないか

意見が一致していない。安楽死法どころか、その手前の尊厳死法で

すら国会で議論できない。

尊厳死法案は1３年ほど置き去りにされている状態です。

個人的には、延命に反対で、尊厳死に賛成！　私が生きるために

呼吸器をもう3２年間つけている。矛盾していると思われるけれど
長い間で使用しているからこそ、その過酷さも解る。

試しにつけて、自分に色んな意味で無理だとわかれば、外して
もらうのはベストだと思う。胃ろうもそうです。

本気で「安楽死」を考えているけど、言えない人は日本にどのくらい
いるのか？・・・興味深い！
つづく

終末期 延命と尊厳①

雨。雷もなったが、停電にはならなかった。

ALS嘱託殺人についてあまり触れたくなかったが、昨日はまた新しい
事実が判明した記事を読んだ。それは最初の報道とちょっと違うと
思った。

彼女はまず栄養補給の中止を求めて断られたから、安楽死のことを
考えるようになった。胃ろうというチューブを設置をしていて、
栄養を摂っていた。一回そうなると中止できないことを知らなかった
でしょうね。

日本では終末期のことをテレビなどで取り上げられることが少ない。

元々終末期って一般的に一部しか決められない状態で、あとは
本人たちは皆それぞれがどう考えているかと思う。

あの女性はALSという病気がもう治らないと知っていて、どうにか
生きていようと思ったが、色んなことがあって、彼女の我慢の
キャパシティーを超えてしまった。

筋ジストロフィー症やALSなどの病気は治る見込みがないのに、
癌のようにあと余命がはっきりしてないのは一番残酷だと思う。
後、どのくらい頑張れば、色んな苦痛から開放されるか全く
わからない。

正直言って、私も呼吸器の装着が30年を超えたごろから、心不全も
悪化して、痛みも毎日襲ってくるし、呼吸器でも苦しいし、死にたいと
思わない日がほとんどない。それでも生きていなければならないのか⁈

夕焼け

曇り時々晴れ。もうすぐ梅雨明け。

水曜日の外出の後、体調が悪くなり、寝込んでしまった。
心臓も悲鳴をあげた。いつもそうだけど、外出は無理だと
分かっていても、やはり外に出る。

命を縮めさせる行動を避けたほうがいいとわかっても、
どこかで今の身体の状態を受け入れられない自分がいる。

今日は部屋から奇麗な夕焼けが見えた。娘に写真を撮ってもらった。

外出

雨。31℃。

昨日は奇跡的に曇りになった。コロナ感染者が増えているので、
食品備蓄のために外出に踏み切った。

お目当ては冷凍の魚と家庭菜園で中々育てられない冷凍野菜だった。
年に2回買い溜めしている古賀市の業務スーパーに行って来た。

ちょっと狭いお店で人が多かった。外国人もよく買物をする
スーパーです。コロナのせいか、いつもの雰囲気が違っていた。
やはり車いすは邪魔なのか・・・？？

でも、いくら自粛をしようとしても、stay home生活に必要な物は
買わないと生きていられない。在宅は何でもある療養施設と違う。

娘にしてもらえばと言われるのが簡単だけど、呼吸器を着けていると
24時間誰かに見守りをしてもらわなければならない。
娘は自由に家から出られない。そうすると私と一緒にでるしかない。

コロナとの共存は難しい！　同居してる家族がいると感染リスクを
考えると、ヘルパーさんをそう簡単に家に入れられない時代になった。

昨日は外出の前に呼吸器の回路にトラブルがあって、息をできない
ほどだった。もし娘がいなければ、解決できなかった。
もう生きている気が薄れてくる。

今日はALS患者のニュースを読んで、凄い複雑な気持ちになった。

大相撲

初めての猛暑日。35.4℃。冷房は超苦手！　でも、こんな気温だと
つけない訳はいかない。

昨日は大相撲の夏場所が始まった。名古屋で行われるはずだったが、
コロナの影響で東京・両国国技館に行われることになった。

待ちに待った大相撲だから、無事に千秋楽を迎えてほしいです。
大関経験者で幕内復帰を果たした照ノ富士が、初日から連勝。
横綱鶴竜は早くも休場で、一人横綱の場所になってしまった。
白鵬は45度目の優勝を狙う。果たして、優勝の行方は？　

楽しみ！

Go Toキャンペーン

蒸し暑くて、雨が降り出した。32℃。

今朝は利尿剤を飲んで、今から余分な水分を出して、心臓を
少しラクにさせなきゃ！　それは心不全の人にとって欠かせない
ことで、特に夏は喉が渇くので、水分制限は難しいです。

新型コロナ感染拡大が止まらないのに、「Go Toキャンペーン」が
強行されようとしている。外出はほとんどできないので、私と関係ない
キャンペーンだけど、やはり気になる。命よりも経済という考え方に
どうしても賛成できない。それにこんなキャンペーンをやっても
本当に経済効果があるかどうか微妙だと思う。

感染者が増えれば、命の選別も始まる。その覚悟をしなければ
ならない。「Go Toキャンペン」というよりも「Go To Heaven
キャンペーン」が始まる。こちらのほうが経済的な効果があるかも
しれない。呼吸器の利用者や障がい者や老人と様々の持病を持ちの
方が減れば、支給されている年金と医療費も減る。

今はヨーロッパが再び色んな制限を導入しようとしているのに
日本のテレビが相変わらず古い映像を流しているし、馬鹿な
キャンペーンも始める。

呼ネット

晴れ。久しぶりにお日様は顔を出してくれた。

午前中は入浴・・・疲れた！
少し休んでから、楽しみにしていた呼ネットCaféに参加した。
今回はオンラインでZoomを利用して、初めて顔を合わせた。
ずっと前から呼ネット会員で、メーリングリストにも登録している。
何回か困った時にお世話になった。情報交換は必要だと思う。

最近、ちょっと落ち込んでたから、色んな話を聞いて少しラクに
なった。また機会があれば、参加したいと思ってる。

今回は一週間前に参加の申し込みをしたので、まさか体調が悪く
なると思わなかった。迷っていたが、最後のチャンスかも知れないと
思って参加した。またみんなさんに会えるといいな～

不整脈の薬

曇りのち晴れ。27℃。

ちょっと強め不整脈の薬を飲むようになった。初めて処方された

ものではないが、手を出したくなかったから、躊躇していた。

2年前の心臓の駆室率はもう１７％だったので、今はおそらく
それ以下に下がっている。この薬を飲んでも、あまりよくないし、
逆に慢性心不全が悪化することもある。

普段は在宅で出されない薬で、副作用を予測できないからです。
不整脈に効果があるけど、心拍が下がり、苦しくなる可能性もある。

正直言って飲み続けたくない。でも、不整脈もきつい！

音楽

曇り。肌寒い。

本当は書きたくないのに、ブログを続けている。なぜ？
自分でもわからない！　何か自分に問いかけたいかも知れない。
今のままでストップしたら、おそらく2度と戻らない気がする。
それでもいいだと思う日がある。

この何日かクラシックばっかりを聴いている。精神状態によって
音楽の好みが変わる。それは私にとって心の変化に気づく
信号でもある。

クラシックを無性に聴きたくなると、心の赤信号です。
心は癒しを求めている。

とりあえず、クラシックを聴いて、現実から逃げて、青信号を
待つしかない。

最近、HAUSERのチェロに癒されている。

悩み

雨も風も強い。このジメジメ、蒸し蒸し、いつ終わるのか？

土曜日は婦人科の訪問診察だった。癌マーカーの数値が高かった。
結局、まだ検査の結果は出てないので、何とも言えない。

人生を思うと湧きあがってくるのは悩み！　悩みが尽きる時は、
死の瞬間かもしれない。そう考えると、人間は悩みとともに生きて
いる。

私も振り返ってみすと、誰かに聞いてもらえると、少し心が軽く
なるような悩みは、最初から大した悩みではなかった気がする。

遅かれ早かれ、待っていれば、解決するべき時が来る。
しかし、それまで待つことが苦しいだから、放っておけなくて、
悩みに変わる。

一方で、誰にも言えない悩みというものもある。私も誰にも言えない
悩みがいくつもあるが、それを誰かにわかってほしいとは思わない。
家族にも友人にも伝えることのできない自分だけの悩み！

悩みというのは、確かに自分だけのものがある。どんなに他人の好意や
助けがあっても、自分自身しか解決できない。解決を求めず、ともに
生きていくと覚悟を決めるべきなのかも。

それに、悩みとは自分の思考の癖を具体的に現すものでもある。
そう考えると、悩みとは自分のこころの姿を映す「鏡」のような
ものだとも思うことがある。時に、見たくないものを見せつけて
くれる「鏡」。　

悩みは実に厄介で、でも自分らしい存在だと思う。人生を歩むうえで
必要なパートナーかもしれない。

メッセージ フォーム

雨。蒸し暑い。

最近、お友達からメッセージが来なくなった。不思議に思って、
連絡をとってみた。みななは「書いているよ。届いてないの？」と
お返事がきた。

5月までBloggerからメッセージが届いていたのに、なぜ？
ネットで調べたら、設定か、サーバーのセキュリティの問題か、
確認してくださいと書いてあった。

できる限り全部やった！テストメールも送った。一応、大丈夫だけど、
もし、メッセージを書いても、私から直ぐに返事がなければ、お手数を
かけますが、プロフィールに書いてるメールにお知らせください。

命日

大雨。涼しい！　でも、今年の振り方はやはりおかしい！
家庭菜園が上手くいかない。

今日は母の命日。最後の10年間は離れて暮らしていたから、
中々実感が湧かなかった。3年が経っても、目の前にある写真を
眺めると、話しかけながら、涙が出る。

母との関係はいつもよかったとは言えないが、親子ってこんな
ものだと思った。今日は父とスカイプで話した。母にできなかった
親孝行を命がある限り父にしてあげたい。大したことができないけど
せめて元気な顔を見せて、お話を聞くことです。

採血と検尿の結果は思ったより悪かった。そして、新たに心配な
身体の所が現れた。もうボロボロの身体に精神がついていかない。
それでも生きていなければならない・・・

外出

晴れ。昨日の雨は嘘みたい。

コロナ感染者が増えているから、まだ少ない内に今日は社協の
リフト車で買い溜めに行ってきた。一ヶ月ぶりの外出はきつかった。
やはり弱ってきたと感じる。

また痩せてしまったので、体力が落ちている。食べているつもりなのに
娘に言わせると、食べる量が減っている。

刺身が好きので、今日はカンパチを買ってきて、サラダに入れて、
味噌汁、ご飯と食べた。美味しかった！

明日はゆっくり休むつもりだったが、採血、検尿、午後はオンライン
診察・・・意味があるかどうか微妙！　まぁ、そうしないと検査を
できないし、薬ももらえないから、仕方がない。

七夕

大雨警報。

今日は七夕。短冊に何を書こうかなと迷ったが、やはりコロナの終息が
一番の願い！

少女と母親の話

体のマヒによって、車椅子で生活することを余儀なくされた一人の
少女がいました。その少女は、身の回りのことからトイレの世話まで、
全部お母さんがやってくれていたのです。

その年、その町で七夕パーティーが開かれました。お母さんが
ちょっとトイレに行ってる隙に、パーティーに参加していた
看護師が少女に話しかけてきました。　

看護師「あなた、短冊に願い事を書いたの？」

少女　「一つだけ願い事を書いたよ」

看護師「なんて書いたの？」

少女　「お母さんより、一日だけ早く死にたい」

看護師「なんでそんなこと言うの？」

少女　「お母さんいつも、私の世話ばかりで大変だから
　　　　でも、ずっと離れてると寂しいし…

　　　　だから、一日だけでも、お母さんが自由に過ごせる日が
　　　　あったらいいなって」

それに感動した看護師は、お母さんにこの話を伝えに行きました。
するとお母さんはびっくりしてこう言いました。

母親　「実は私も、短冊に願い事を書いたんです」

看護師「なんて書いたんですか？」

母親　「娘より、一日だけ早く死にたい　あの子、私がいないと
　　　　何もできない子だから、私が先に天国に行っていろいろ
　　　　準備しておかないと…　でもずっと離れてるのは嫌だから、
　　　　一日だけ早く死ねたらな」

「七夕の夜空みたいなステキな話」やりすぎ都市伝説SP 2017夏より
　引用
　

天の川を渡って織姫と彦星が会えるかな？

iHerb生活

大雨。27℃。

少なくとも6年前からアメリカのサイトiHerbをを利用している。
サプリメントやグルテンフリーの食品のほか入浴剤やクリームなどを
購入している。

皮膚が弱くて、アレルギー体質でもあるので、日本の化粧品と
インスタント食品を全く使えない。娘も私よりもっと酷くて、
日本の物は全然ダメで、外国の物に対してアレルギー反応も出る
ことがある。

iHerbは私たちにとって救世主とも言える。
iHerbが楽天リーペイツの対象ストアになっているので、そこから
経由で購入すれば、楽天ポイント稼ぎでもなる。

天気の変化

曇り。結局、昨日は梅雨前線が北上をしなかったから、九州南部には
また水害をもたらした。

テレビを観ながら、なぜまた人はこんな目に合わなければならないと
思った。なぜ死を望んでいない人が死んでいくのに、望んでいる人は
生き続けているのか？

今朝は痛みが酷くて、ご飯も食べられずにぼっとしてた。痛み止めが
効かないから、フランドルテープを貼って、利尿剤を飲んだ。
お腹の張りは少し良くなった。でも、思考停止が続いている。
痛みがあると、脳はどこか生きることが拒否し始める。

昼過ぎにパソコンを開いたが、何かをするにはやる気が起きず、
何となく天気予報のサイトを観たら、また大好きな富士山の写真が
載ってた。

今朝、富士山の周辺では巨大な「吊るし雲」が発生した。これは、
太平洋側にある梅雨前線の北上に伴って吹いている強風の影響だと
書いてあった。

吊るし雲は、高い山の風下に現れる雲で、上空の風に乗って流れる
普通の雲と違い、出現したら、ほとんど動かず、「吊されて」いる
ように見えるので「吊るし雲」と呼ばれている。

上空の風が強く、湿った空気が存在すると発生しやすく、天気が
崩れる前の現象だと書いてあった。

電子書籍

雨。ちょっと肌寒かった。

今日は入浴の日だった。お風呂って疲れる。入ったら、すぐ出たく

なる。

本を読みたいが、手で持てないし、ページも自分でめくれない。

もうあれこれ３０年かな？

今は電子書籍があるから、便利だけど、すべての本があるわけでは

ない。

2018年に出版された「平成くん、さようなら」はお勧めです。

社会学者・古市憲寿の初小説。興味深い内容で、芥川賞にも

ノミネートされた。

テーマは安楽死なので、話題になったが、当時、絶対に受賞が無理だと

思った。その通りになった。だって、日本では「死」について

語ることがタブーになっている。

「夢」

梅雨の晴れ間。風が冷たい。

昨日は暑くて、お風呂の温度を38.5℃まで下げてもらった。
その代わりにシャワーを熱めにした。

とにかく、この何日か痰の吸引が上手くいかず、苦しさも
増してきた。おまけに脈とSpO2も正常より低くて、気分が悪い。

パソコンを開けても、何かを書くやる気が起きない。
結局、YouTubeを観て、ミサに参加して、音楽を聴いて終り！と
いう日が多くなった。

今日はいい歌を見つけたから、心は穏やかになった。
ブログに載せれば、いつでも聴ける。

「夢」