2020年7月30日木曜日

終末期 延命と尊厳②

晴れ。33℃。梅雨明け宣言。

お腹の痛みは日々強くなってきた。胸も苦しい。
今朝は一応先生の指示通りに💩をとって検便に出した。
血液検査の結果は鉄分が2回も低かったからです。
まぁ、明らかに栄養不足だけど、胃ろうしてもらうつもりはない。

さて、先日のつづき。
延命かそれとも尊厳死か、この問題を巡って、2007年から
色んな議論が行われていたが、はっきりとした結論に至らないのは
日本の特徴! 

日本では死のことを考えなさすぎるとの印象がある。数字の4を 
避けるように、死についてのタブーが多いだと思う。確かに死を
口にすると、すぐに「縁起でもない」と言われ、敬遠されることも
ある。海外との落差は大きいだと感じてる。 

欧米では「安楽死」をテーマにして、映画などで取り上げられている
ことに対して、日本では、尊厳死だけが議論の中心になっている
ことにもかかわらず、まだ個人の考えさえを尊重するか、しないか
意見が一致していない。安楽死法どころか、その手前の尊厳死法で
すら国会で議論できない。

尊厳死法案は13年ほど置き去りにされている状態です。
個人的には、延命に反対で、尊厳死に賛成! 私が生きるために
呼吸器をもう32年間つけている。矛盾していると思われるけれど
長い間で使用しているからこそ、その過酷さも解る。

試しにつけて、自分に色んな意味で無理だとわかれば、外して
もらうのはベストだと思う。胃ろうもそうです。

本気で「安楽死」を考えているけど、言えない人は日本にどのくらい
いるのか?・・・興味深い!
つづく