2020年7月13日月曜日

悩み

雨も風も強い。このジメジメ、蒸し蒸し、いつ終わるのか?

土曜日は婦人科の訪問診察だった。癌マーカーの数値が高かった。
結局、まだ検査の結果は出てないので、何とも言えない。

人生を思うと湧きあがってくるのは悩み! 悩みが尽きる時は、
死の瞬間かもしれない。そう考えると、人間は悩みとともに生きて
いる。

私も振り返ってみすと、誰かに聞いてもらえると、少し心が軽く
なるような悩みは、最初から大した悩みではなかった気がする。

遅かれ早かれ、待っていれば、解決するべき時が来る。
しかし、それまで待つことが苦しいだから、放っておけなくて、
悩みに変わる。

一方で、誰にも言えない悩みというものもある。私も誰にも言えない
悩みがいくつもあるが、それを誰かにわかってほしいとは思わない。
家族にも友人にも伝えることのできない自分だけの悩み!

悩みというのは、確かに自分だけのものがある。どんなに他人の好意や
助けがあっても、自分自身しか解決できない。解決を求めず、ともに
生きていくと覚悟を決めるべきなのかも。

それに、悩みとは自分の思考の癖を具体的に現すものでもある。
そう考えると、悩みとは自分のこころの姿を映す「鏡」のような
ものだとも思うことがある。時に、見たくないものを見せつけて
くれる「鏡」。 

悩みは実に厄介で、でも自分らしい存在だと思う。人生を歩むうえで
必要なパートナーかもしれない。