2021年10月31日日曜日

心室細動

秋晴れ、22℃。 

昨日は心室細動を起こした。引き金となったのは浣腸! 
普通の人だったら、もうあの世だと思う。でも、呼吸器を
装着しているから、意識を失わずに薬を飲んで生き返った。
喜ぶべきか、悲しむべきか・・・
とにかく、タイムリミットが近づいている。

2021年10月29日金曜日

苦しみと信仰

晴れ、21℃。

体力がどんどん落ちていく。栄養が取れなくて、体重も減ってきた。
娘にお姫様だっこで抱えてもらっているから、おそらく30キロ少し
超えるぐらいだと思う。正確な体重を量りたいが、体重計に乗れない。

火曜日に一ヶ月半ぶりにお風呂に入った。たまたま血圧が少し高め
だったから可能になった。それでも心臓の負担考えると命がけ! 
疲れたので、次の日にパソコンさえできなかった。夜も眠れなかった。
 
この苦しみがいつまで続くか、いつも考えている。

聖書の言葉 
『苦しみに会ったことは、私にとってしあわせでした。
私はそれであなたのおきてを学びました。』-詩篇119:71-

肉体的な痛みや辛い経験の中で、人は心が砕かれ、自分ではどうする
こともできない時にただ神様に頼るしか無い。
真剣に祈る。一生懸命に考える。神様に求める。大切な事を学べる。
そして感謝もする。気づくことがある。苦しみは苦しみだけでは
終わらない。その中で必ず得られることがあるからだと思う。

信仰というのは神様任せでラクだと感じる。まぁ、時々自分と周りの人に
腹立つことがあるけれど、自分がいい身分だと思ってる。

2021年10月23日土曜日

在宅介護 ①

晴れ。18℃、11月のような天気が明日まで続く。

昨日の夜は雷が鳴って、狭心症の発作を起こした。ニトロールの舌下で
どうにか治まった。

在宅介護の苦労や悩みは、一口では語れない。第一に言えることは、
休みがないこと! そんなことが同じ立場ではない人に解りにくい。

介護職の場合は、「今日はここで終わり」という終業時間、週休2日の
日がある。その時間を使って、疲労をリセットする時間を持つことが
できる。

特に訪問看護師に腹立つことが多い。1時間で何ができるか? 難病で、
呼吸器を装着している人が24時間誰かが側にいないといけないのに、
1時間だけいて、大きな顔して帰る。残り23時間の介護は娘がする。

イギリスのように働くことが出来なくて、介護している家族に決まった
金額を払えば、人手不足を補えると思う。
まぁ、日本では、お金をもらっても、介護したくない家族もいる。
そして、逆に家族にお世話になりたくない人もいる。自由に選択できれば
一番いいだと思う。でも、相変わらず何に対しても、日本の対策は
中途半端になっている。

  

2021年10月21日木曜日

コンクール・最後の日と結果

曇り。18℃ 今年は秋がなかった。もう電気ストーブを出して、
朝は大活躍! 

寒くて、唯一に動かせる右手の親指が動きにくくなって、パソコンの
スイッチを押せない時がある。これからの投稿が減ってくる。
集中力もめちゃ低下している。すべて血流量が足りないせいで、
仕方がない!

ショパンコンクールが終わり、やはり寂しい。祖国の雰囲気を
味わってよかったが、ホームシックにかかった!


ニュースから
ポーランドで1927年に第1回コンクールが開催され、以降5年毎に開催、
今回で第18回を数える。チャイコフスキー国際コンクール(ロシア)、
エリザベート王妃国際音楽コンクール(ベルギー)とともに世界三大
コンクールと称されており、歴代の入賞者には世界の名だたる音楽家が
名を連ねている。
1955年の第5回大会で田中希代子が日本人として初めて10位に入賞。
以降中村紘子(第7回)、内田光子(第8回)、今回審査員を務める
海老彰子(第10回)など、多くの日本人が入賞を果たしている。

第18回コンクール 結果
第1位:Bruce(Xiaoyu) Liu
第2位:反田恭平, Alexander Gadjiev
第3位:Martin Garcia Garcia
第4位:小林愛実, Jakub Kuszlik
第5位:Leonora Armellini
第6位:J J Jun Li Bui

2021年10月19日火曜日

感情

曇り時々晴れ。20℃

最近、季節の変わり目でもあるから、精神的に不安定で、よく泣くことが
ある。日本では感情をむき出しにすると良くないが、私はそう思わない。

痛くて、耐えられなくて、辛い気持ちで涙が湧いてくるのに、人の前に
泣かない日本人が多い。我慢と頑張りが評価される。

「もう大人だから」、「こんなこと、大したことじゃないはず
だから」・・・なんて、感情にフタをしないほうがいいだと思う。
抑え込んだ感情が、あとで溢れて、かえって良くない。 

人の悲しみは、その人にしか分からないけど、その悲しみをしっかり
受け止めてくれる人がいれば、更に気持ちがラクになる。 

その感情を「泣く」ことで解放して、緊張がなくなって、身体が
ほぐされていくと感じる。気持ち良く、涙を流したら、心も軽くなる。
だから、娘が私に「泣かないで」と言わない。私も彼女に「泣きたい
時に、我慢しないで泣いたほうがいい」といつも言っている。

            ・・・・・・

今回、私の感情の蓋を開けたのはショパンだった。今日はファイナルが
始まった。


2021年10月17日日曜日

検査の結果

曇り時々晴れ。嵐、20℃以下。

検尿の結果を看護師がメールで書いてくれた。データを見て、
今まであまりなかったタンパクもあった。先生の反応がなかった。
メールに「様子を見てみよう」と一言!  彼の大好きな言葉!
検尿してほしいといつも私が頼んでいる。しましょうと言われたことが
ない。腎臓結石があって、腎不全も少しずつ進んでいるから、
どんな状態か知る権利があると思う。

結石が大きいので、手術しかない。しかし、心臓がもたないから、
してくれる先生が見つからない。

            ・・・・・

ニュースから

18回ショパン国際ピアノコンクールは、現地時間の1016日夜に
3次予選が終了し、同日、ファイナルに進む12名が発表された。
日本勢では、小林愛実、反田恭平がファイナル進出を決めた。小林は、
前回のショパン・コンクール(2015)に続くファイナル進出となる。

前評判の高かったシモン・ネーリング(ポーランド)やニコライ・
ホジャイノフ(ロシア)がここで姿を消す一方、浜松国際ピアノ
コンクールの覇者で日本でも人気のアレクサンダー・ガジェヴ
(イタリア/スロベニア)、ともに17歳のハオ・ラオ(中国)、
エヴァ・ゲヴォルギアン(ロシア/アルメニア)らがファイナル進出を
決めた。実力が拮抗し、稀に見るハイレベルなステージが続いた
3次予選となったが、それぞれの持ち味を存分に出し切った古海行子、
進藤実優、角野隼斗にも拍手を送りたい。

ショパンの命日に当たる1017日には、作曲家の心臓が眠る
ワルシャワ市内の聖十字架教会で、ガラ・コンサートがおこなわれる
(チェコを代表する古楽団体、コレギウム1704&コレギウム・
ヴォカーレ1704がモーツァルト「レクイエム」を演奏)。

ファイナルは、翌1018日から20日まで(現地時間)の3日間の日程で、出場者は、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団との共演で、
ピアノ協奏曲第1番ホ短調 op.11、または同第2番ヘ短調 op.21
いずれかを演奏する。

ファイナル進出者(12名)アルファベット順

1. Ms Leonora Armellini, Italy レオノーラ・アルメッリーニ
(イタリア)

2. Mr J J Jun Li Bui, Canada J J ジュン・リ・ブイ(カナダ)

3. Mr Alexander Gadjiev, Italy/Slovenia アレクサンダー・ガジェヴ(イタリア/スロベニア)

4. Mr Martin Garcia Garcia, Spain マルティン・ガルシア・ガルシア(スペイン)

5. Ms Eva Gevorgyan, Russia/Armenia エヴァ・ゲヴォルギアン            (ロシア/アルメニア)

6. Ms Aimi Kobayashi, Japan 小林愛実(日本)

7. Mr Jakub Kuszlik, Poland ヤクブ・クーシュリック(ポーランド)

8. Mr Hyuk Lee, South Korea イ・ヒョク(韓国)

9. Mr Bruce (Xiaoyu) Liu, Canada ブルース(シャオユ)リウ

(カナダ)

10. Mr Kamil Pacholec, Poland カミル・パホレッツ(ポーランド)

11. Mr Hao Rao, China ハオ・ラオ(中国)

12. Mr Kyohei Sorita, Japan 反田恭平(日本)

2021年10月16日土曜日

日常

雨、20℃。肌寒い!

今日の一日は片頭痛で始まった。やっぱりお天気の変化! それにしても
30℃から20℃までに下がると身体の影響が大きいし、何が起こるか
予測もできないから困る。

介護している娘がいつもより忙しい。介護のほか、急な衣替え、山ほどの
洗濯、扇風機のしまい、暖房を使う前にエアコンの掃除など。

彼女はさぼることが自分を許さないから、心配している。
私はのんきにショパンコンクールを聴いている。罪悪感を感じる。

今日は第3次予選の最後の日。


2021年10月15日金曜日

40周年

晴れ、28℃。明日から寒くなる。夏から冬へ。身体が持つのか?

今日は初来日の40周年! もうポーランドより長く住んでいる。
しかし、長く住めば、住むほど日本の良い面も、悪い面もはっきりと
見えてくる。
 
まぁ、どの国に住んでも、いずれ国民性の本心かむき出しになる。
特にその国の言葉を理解できるようになる。

日本は、自尊心を持つ障害者にとって、住みにくい国だと言い
切れる。してあげているから、自分の立場が見極めるべきだと
何回も指摘されたかのこと! やはり辛いことが多かった気がする。
でも、人生はいいことばかりじゃない。日本はこんなもんかな~と
諦めるしかない。

今日のショパンコンクール


2021年10月14日木曜日

秋晴れ

ピカピカの青空。26℃

今朝は病院の看護師が必要な物品を持ってきた。それは木曜日の日課!
今日は検尿を出した。尿をとるのはいつも娘の仕事・・・あの人たちは
訪問看護師ではないので、ノータッチ。ま、どうでもいい!
医療関係者とかかわりを持ちたくない。疲れる!冷たい人が多すぎる。

午後は娘が寝たままでお庭に出してくれた。痰と苦しさの関係で
40分しかいられなかった。帰ったら、ベッドへ直行!

ショパンコンクールの第3次予選を聴いている。


2021年10月13日水曜日

結果

曇り。27℃

ニュースから

18回ショパン国際ピアノコンクールは、現地時間の1012日夜に
2次予選が終了し、同日、3次予選に進む23名が発表された。
日本勢では、古海行子、小林愛実、進藤実優、反田恭平、角野隼斗の
5名が3次予選に進出した。

国別上位は、ポーランド6名、日本5名、イタリア3名。今の大会最多
出場の中国は、唯一ハオ・ラオだけが2次予選を通過する結果となった。

3次予選は、1014日~16日(現地時間)の3日間で、ソナタ第2番・
3番のいずれか(前のラウンドでソナタを弾いた場合は代わりに
前奏曲集)、マズルカを含む約50分のリサイタルが課題となっている。

1.        Mr Piotr Alexewicz, Poland

2.        Ms Leonora Armellini, Italy

3.        Mr J J Jun Li Bui, Canada

4.        Ms Michelle Candotti, Italy

5.        Ms Yasuko Furumi, Japan

6.        Mr Alexander Gadjiev, Italy/Slovenia

7.        Ms Avery Gagliano, U.S.A.

8.        Mr Martin Garcia Garcia, Spain

9.        Ms Eva Gevorgyan, Russia/Armenia

10.      Mr Nikolay Khozyainov, Russia

11.      Ms Su Yeon Kim, South Korea

12.      Ms Aimi Kobayashi, Japan

13.      Mr Mateusz Krzyżowski, Poland

14.      Mr Jakub Kuszlik, Poland

15.      Mr Hyuk Lee, South Korea

16.      Mr Bruce (Xiaoyu) Liu, Canada

17.      Mr Szymon Nehring, Poland

18.      Mr Kamil Pacholec, Poland

19.      Mr Hao Rao, China

20.      Ms Miyu Shindo, Japan

21.      Mr Kyohei Sorita, Japan

22.      Mr Hayato Sumino, Japan

23.      Mr Andrzej Wierciński, Poland

2021年10月12日火曜日

脈と血圧

曇りのち雨。28℃

下げる薬を飲んでないのに、血圧と脈も低すぎて、急に意識が飛んだり、寝たりする。
明らかに脳の血流が足りない! 腹痛も同じ原因だと言われている。
肺に水が溜まって、息苦しいけど、呼吸器を装着しているので、
苦しみから解放されない。呼吸器の残酷さ❕

普通ならもう呼吸が止まって、心臓も止まる。呼吸器を装着していると
いくら苦しんでも、心臓は止まるまで我慢しなければならない。

今日のショパンコンクール(第2次予選の最後の日)


2021年10月11日月曜日

まだまだ続く

曇りのち晴れ。寒暖差が激しい。明日は雨で気圧が低い!

ショパンコンクールに癒されている毎日。有難い! 



23日までに続くコンクールを無事に聴けるか? 
でも、終末期でショパンコンクールって最高!

2021年10月10日日曜日

ショパンコンクール

晴れ。33℃
ちなみにポーランド、ワルシャワは14℃で、夜の気温は2℃まで下がる。
もう紅葉が進んでいる。

今日のコンクール。


2021年10月9日土曜日

ショパンコンクール

晴れ。32℃

ポーランド、ワルシャワで行われているショパンコンクールを
楽しんでいる。




2021年10月8日金曜日

急変

晴れ。31℃

久しぶり二日続けて発作。不整脈のせいかな?
もう薬は効かない!


あればいいな~と娘も言っている

2021年10月4日月曜日

考えこと③

晴れ。夏に逆戻り。夜との気温差が10℃を超えている。
気圧の変化は心臓にとってダメージが大きい!
血圧と脈拍が不安定で、最近下がりぎみが多い。

人生の中でいろんなステージがあって、どの段階でも非常に重要な
もので、悪くても、良くても、間違いなく貴重な経験だと思う。
私は今最後のステージを迎えている。

自分の人生のどの段階に戻りたいと聞かれても、迷いなく、もうどこにも
戻りたくないと答える。例え、明日はこの病気の薬を開発されても、
飲んで治したいと思わない。この病気と送った人生は私に最初から
定めた運命に違いない。

だから、その流れに逆らって、もっと生きたいと思わないし、
元の生活に戻りたくない。なぜかというと例え戻ったとしても、
遅かれ早かれ、今のステージがやってくる!

2021年10月2日土曜日

筋ジストロフィーとALS

 晴れ。暑い、30℃。

今日のニュースから
『難病の「ALS(筋萎縮性側索硬化症)」について、iPS細胞を使って
見つけ出した薬が症状の進行を止める効果があったと京都大学などの
チームが発表しました。
 
京大iPS細胞研究所の井上治久教授らの研究チームは、ALS患者のiPS
細胞で病気の細胞を再現し、様々な薬で効果を試したところ、白血病の
治療薬「ボスチニブ」がALSの進行を抑える可能性があることを突き
止めました。 

今回の治験は、比較的初期のALS患者を対象とし、「ボスチニブ」を
およそ3カ月間飲んだ患者9人のうち、5人で、病気の進行が止まったと
いうことです。 

ALSの進行を食い止めた例は「世界初」とみられます。』

            ・・・・・

ちなみに筋ジストロフィーとALSは間違えられることが多い。
筋ジストロフィーは、筋肉そのものに遺伝的な原因がある。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、筋肉を司る神経(運動ニューロン)に
原因がある。筋ジストロフィーには、色んな型があり、症状と進行に
違いもある。遺伝子組み換えの治療が基本となる。

しかし、筋ジストロフィーと筋萎縮性側索硬化症は、原因が違っても
どちらも筋肉が萎縮していく病気で、いくつかの症状に似ている
部分がある。