2021年7月30日金曜日

思い出

晴れのち曇り。34℃

二日前に福岡沖にサメが現れた。それは2回目で、1回目は14年前
だった。当時の日記から
2007/08/02      サメ騒動
「昨日は午前11時45頃に家の裏の海水浴にサメが現れた。その時、
 娘が海岸にいた。沖合約200メートルの範囲に70~80匹のサメと
 エイも確認され、海水浴が大騒ぎになった。ヘリの音がうるさくて、
 何があったか後で娘に聞いた。まぁ、今日は静かになったと
 思ったら、台風の接近で風が強い。
 毎日新聞の記者が撮った悠々と泳ぐサメの写真。」

2021年7月28日水曜日

呼吸器の残酷さ!

晴れ、34℃。この暑さはいつまで?

地獄の一週間だった。何回も心臓の症状が過酷で、パソコンを開かずに
安静してた。苦しさと心臓の異常な動きに耐えて、今までのない疲れを
感じた。微熱も続いていた。 

今も脈拍は1分間35回まで下がったり、180回まで上がったりして
いるけれど、呼吸器を装着しているから意識がある。それが呼吸器の
残酷な面だと思う。

呼吸器を外して、自然に死を迎えたい。

2021年7月20日火曜日

心室細動

曇り時々晴れ。33℃

今朝は娘に浣腸してもらった。便を出すのは二人にとって大仕事!
ベッドの上で差し込み便器に座らせて、お腹を押してもらわないと
便がでない。

排便は心臓に負担が大きいので、毎回その後は体調が悪い。
今日は心室細動が3回も起こった。どうにか10秒以内に奇跡的に
戻ったが、心臓はもうポンプの役目を果たしてない。
突然死のリスクが高い!

先日神父さんに来てもらった。癒された。最近、色んな迷いが
あって、精神的な状態も良くなかった。信仰の力を再実感して、
心が温かくなった。

2021年7月19日月曜日

在宅でカニューレ交換

晴れ、猛暑日

昨日は気管切開に入っているカニューレを娘に交換してもらった。
在宅では交換を主治医がするべきだけど、内科の75歳のおじいちゃんに 交換を任せる訳はいかない。在宅で呼吸器を使用していると簡単に
主治医を選ぶことが出来ない。

34年間は大体10日1回交換をしています。段々カニューレが入りにくく
なり、血管も脆くなってきて、6月に初めて気管支から出血があった。
昨日もそうだった。幸い吸引したら、止まった。

膀胱炎?は治ったかどうか微妙! 痛みがあるけど、もう考えない
ことにした。抗生剤を続ける体力がない。お腹も悲鳴を上げている。

カニューレ

2021年7月18日日曜日

嬉しい結果

曇り、34℃

千秋楽の日。楽しみにしてた。日本人の中、今は好きな力士がいない。
大関貴景勝は早々と横綱白鵬を恐れて休場した。

横綱白鵬と大関照ノ富士の対決になった。白鵬は勝って、全勝優勝!
照ノ富士は14勝1敗で横綱に昇進! 嬉しい! \(^o^)/ 

2021年7月16日金曜日

検尿

薄曇り。30℃

検尿の数値が悪くて、おそらく膀胱炎? 抗生剤を出された。
昨日は3回も頻脈性の発作を起こした。夕立のせいか?・・・
今日は熱も出て、腎盂腎炎じゃなければいいんだけど、
在宅では抗生剤の点滴できないと言われた。なぜ?

入院は絶対に嫌!在宅死にこだわっているから、仕方がない! 

2021年7月14日水曜日

試練

晴れ、34℃。梅雨明け宣言! これから灼熱地獄。

昨日は無理して、入浴を頼んだ。いつものスタッフと娘の連係プレイが
良かったのにもかかわらず、身体に負担がかかった。

結局、今日は頻脈性不整脈の発作を起こした。薬が効かないから、
娘がない変な思いしてている。

試練は必ず終わるときが来ると信じている。
今は辛くて、痛くて、どうしようもなくても!

試練とは「必ず抜けらるトンネル」を通っている最中で、 
その時は、暗いし狭いけど、いつか終わるときが来る。
最後、トンネルの出口に眩しい光が見える。

私は34年前に呼吸不全で意識不明になって、臨死体験をした。
その時にトンネルの先に光を見えて、今までのない喜びを
感じた。だから、その光に向かって生きていた。

今は私の状態が末期心不全と認められて、「オプソ」を使えるという
結論が出た。望み通りの結果だけど、ちょっと複雑な気持ちでもある。

2021年7月12日月曜日

平常心

晴れ、33℃。雨も降らない! お庭が砂漠化してきた。そのままで
梅雨明けか?

一昨日、強めというよりも永めに効くループ利尿薬(アゾセミド)と
スピロノラクトンを飲んで、身体の浮腫みが少し改善されると思った。
期待外れだった。きつかった! おまけに血尿が出て、今日も腹痛と
胸の息苦しさに耐えている。

「オプソ」を使えるかどうかお返事待ち。癌じゃないので、慢性心不全に
使用を認められるかどうか・・・

EFは昨年8月に運ばれた時に13%だったが、薬を飲み続けても、
2ヶ月後1%しか上がらなかった。
左室心不全になるのはこの病気の特長だけど、いずれに右室もだめに
なる。私はもうその症状も出ている。おそらく34年間呼吸器を
装着しているから生きている。

心臓の筋肉が弱くなってきて、元の病気でもう復活できないから、
他の臓器も不全も進んでいる。オプソを使えば、苦しむ期間が
短くなる。

今は痛みと息苦しさで平常心を保つのは精一杯だけど、平常心を
失いそうな時が増えてきた。介護してくれる娘が可哀想!

2021年7月10日土曜日

命日

曇り時々晴れ、真夏日。九州北部の海岸なのに、昨日は少しだけ雨が
降った。梅雨末期と思えない感じ。

今日は母の4回目の命日。色んなことを思い出すと泣いちゃう。
母の人生は殆ど私の介護の日々だった。最後の10年間だけ自分のために
生きていた。しかし、遠く離れたポーランドで私のことを心配してた。

私の介護を15歳の時から受け継いだ娘が母に似ている。無理をしても
ちゃんとしないと気が済まないし、自分のことよりも私のことを
考える。

母は今ゆっくり天国で休んでいると信じて、あと少し我慢すれば
母と会えると楽しみにしている。娘とお別れになるけど、いつか
きっとまた会える。

2021年7月6日火曜日

介護

曇り、33℃。今日は雨が降ってくれないと、庭の水やりをしなきゃ。
どうかな・・・ 

毎日の繰り返し、変化だと言えば、体調の悪化! 苦しさと痛みは
癌じゃないのに、襲ってくる。脈拍の低下(35~60回/min)と共に
臓器の虚血が酷く、食べ物だけではなく、エンシュア(栄養剤)の吸収も
上手くできず、下痢が多い。水分補給をしても、尿がでない。
浮腫みの解消ために今日も利尿剤を服用・・・あまり効果がない。

介護している側とされる側の我慢比べ! どちらも辛い時もある。
でも、家族だからこそ向き合わないといけない状況だと思う。 

家族に迷惑をかけたくないから、自分を犠牲にして生きる。
反対も介護を必要としている家族のために自分の人生を犠牲に
したくない。こんな考え方がおかしいだと思う。

身体が不自由でも、何も出来ないお年寄りでも、大事な存在と
家族の一人である。しかし、日本では全面的に家族に頼る習慣が
ないし、他人にお世話してもらえば、気持ちがラクになる。
果たして、そうなのか? 

最初はそうかもしれないが、でも、結局はヘルパーと看護師に
すべて任せると、介護される側がちいさくなって、孤独も感じる
ことになる。 

私は5歳で発病し、ずっと家族に頼って来た。両親や弟や親せきと
今は娘に。 最期を迎えて、入所も考えたことがある。でも、自宅で
過ごせるなら、その方がいいだと思った。幸い娘も同じ考えをだった。 

介護される側とする側の辛さを天秤にかけられない。大事なのは
バランスをとること! 疲れが溜まるのはお互い様だし、うまくいく
時があれば、うまくいかない時もある。でも、これは当たり前!

2021年7月4日日曜日

大相撲・名古屋場所

曇り。今日は一番の暑さだった。33℃

昨年より何倍も体調が悪い。この夏を越えるのは難しいかも・・・
運に任せるしかない。

今日は大相撲が始まった。横綱白鵬と大関照ノ富士も白星でスタート!
嬉しい! 日常生活に小さな変化をもたらしてくれる大相撲が
有難い。小さな幸せの時間とも言える。白鵬に優勝してほしい。
今年は引退すると思う。照ノ富士は横綱になるといいな😃

今日も熱帯夜。

2021年7月1日木曜日

親友

晴れ。真夏日、32℃

先日、アメリカ人の親友からメールが来た。同じ病気で、呼吸器も
24時間装着している。彼女の筋ジストロフィーの進行も私と共通点が
ある。まるで昔の私を見ている感じ! 彼女は私より14歳年下だから、
妹のような存在です。スカイプで何回か話したことがある。お互いに
よく理解し、何でも話せる相手なので、支えになっている。

最近、お互いに死にたいほど苦しくて、辛くて、十分な在宅ケアを
受けられない。まぁ、他人にケアをしてもらうのも苦痛になっているし、疲れる。せっかく慣れた人は辞めるし、新しい人が入ったとしても、
ゼロから教えないといけないし、そこまでして、もう二人には生きている
意欲がない! 早く終わりにしたい!

彼女はご主人、私は娘を介護から解放したい。入院すれば、そうなる
かも知れないけれど、私たちの自由が奪われるし、お世話になりたくない
人と付き合わなければならない?

結局、彼女は主人と話し合って、呼吸器を外すことにした。今の身体の
状態から回復見込みがない。私もそうですが、日本では許されない行為に
なる。

彼女が住んでいる州では安楽死(薬の投与)が認められていないけれど、本人の希望であれば、呼吸器を医師に外してもらうことができる。
この場合は窒息死になる。元々呼吸器は延命装置だから、アメリカ人の
考えとしては、付ける権利があれば、外す権利もある。素晴らしい!

親友を失うのは悲しいけれど、彼女の決断を尊重しているし、正直言って羨ましい! 日本では心臓が止まるまで苦しながら、生きていなければ
ならない。落ち込む! 

元々呼吸できない人に呼吸器を着けられる。着けなければ死ぬなら、
何年間経ったら、生きていたくなければ、本人の希望で外すべきだと
思う。