2021年6月21日月曜日

緩和ケア

晴れ。真夏の暑さ、31℃  

最近、テレビを見ると、コロナの話題ばかりで、正直言ってうんざり!
日本はコロナ対策に失敗し、それをオリンピックの前に隠そうと
しているが、外国ではかなりの不信感が広がっているし、オリンピックの
関心も薄い。

それに日本人にとって、外食ができない、旅行に行けない、外でお酒を
飲めない、人と会えないってそんなにストレスなのか・・・
一生ベッドで過ごす人がいる。一、二年の我慢は大したことない!
それはストレスだと言えないし、生きているだけでありがたいと思え!と
言いたい。
           ・・・・・・・
緩和ケアについて、癌という病気の辛さや痛みや闘病などを理解して
いるつもりです。しかし、苦痛を伴う難病は癌だけじゃない。
その存在も忘れてはいけないと思う。それに早期発見したとしても、
癌のように克服できず、一生向き合うことになる難病も数多くある。

緩和ケアという言葉を聞くと、「癌」としか浮かばない人が多い。
実際は緩和ケアを必要としている病気がたくさんある。身体的と
精神的の辛さは人によって違うし、家族構成も異なるから、
適したケアが必要だと思う。

残念ながら、在宅では癌以外の難病だと、まだ緩和ケアの不充分な面が あると感じている。最近、訪問看護のビジネス化に色々と疑問に思って
いる。

人の命と向き合うよりも、どうやって訪問の件数より多くこなせるか 
なお、私の場合はケアスタッフとの死生観が違ってきたし、望んでいた
こととしてもらえることが違ってたので、安らぎを感じるところか、
逆に心身と共に負担を感じていたから、結局、ほとんど娘に頼って
しまうことになった。

私にとっては「死」を先延ばしするのほうが、出口のないトンネルと
同じ。信者にとって「生」と「死」は同じように大事です。「死」は
終わりではないから、恐れることがないし、生きることにしがみつく
必要もない。 

緩和ケアしかないと言われても、仕方がないと思うけど、痛みを中々
とれないだと焦りを感じる。早く死にたいと思うことがあるけど、
日本ではそれを口に出せる雰囲気ではない! 泣いて「痛い」さえも
言えない国! 

日本人はめちゃ強いか、それとも頑張ることがしか許されないのか・・・
私にとって緩和ケアというのは、強い薬で痛みを取り除くだけではなく、
死と向き合っている本人とその家族を色んな面でサポートすること!