2020年5月12日火曜日

心と身体

曇りのち晴れ。

無事にお風呂に入ってよかった! 身体を洗ってもらって、
心もスッキリ!

さて、今日の考えごとは苦痛と快適について。

苦痛を感じたら、身体と心もそれを直ぐに無意識的にどうにか
消そうとしている。反対に快感を忘れようとしても、忘れることは
できない。

何かをしても、苦痛と快感を味わえる。ところが、時間が経つと
快感だけが残っている。

心の状態を表す言葉は、「苦痛」と「快感」がある。どちらでも
ない状態だと「中立」と言える。

人の行動は、快感を求め、苦痛を避ける。快感を感じた時は
プラスとなり、再び同じ快感を手に入れることができるように
行動を変えている。

苦痛を感じた時は、マイナスとなるが、再び苦痛を感じないように、
また行動を変えている。このように経験が行動を良く変える力がある。

肉体的苦痛の場合、例えば、熱い飲み物で火傷しそうになると、
次は誰でも用心して飲む。経験は明らかに行動を変えてしまう。
苦痛という感覚は嫌なものだけど、それがないと経験も生まれない。

心の苦痛も同じだと考えればいいと思う。何か失敗していやな思いを
しなければ、同じ失敗を何度も繰り返すことになる。失敗を経験として
活かすためには、苦痛体験が必要だと思う。

しかし、その後の行動に色んな選択がある。一度失敗をしたことで、
同じ行為を二度とやらないという選択と、失敗した原因を考え、
もう一度チャレンジする選択もある。

まぁ、苦痛という感覚は望む感覚ではない気がする。でも、それを
避けていると経験も生まれないと思う。苦痛が起きた事でそれを
自分の行動を変えていくチャンスかもしれない。
そして、受け止めることによって前向きな発想ともつながる。

快感ばかりを味わえる人生はいいかも知れないが、実際はあり
得ないと思う!