2020年5月9日土曜日

当たり前のように

雨。24℃。

体調は悪くなればなるほどやはり色んなことを考えてしまう。
心不全だけで毎日は精一杯なのに、コロナは余計にストレスを
増やしてくれた。

「当たり前に過ぎていく時間はかけがえなく愛しくなる」と
チェコの作家カフカはこう書いていた。

「自分のまわりにいる友達や大切な人とあとどれくらい
同じ時間をすごすことができるだろうと考えると少し切なくなる。
その当たり前のように過ぎる時間たちが自分にとって
特別なものだったと気づくのはずっともっとあとになってからが多い。
同じ時間は二度となく、ひとつひとつの時間が貴重なものだと、
自分ひとりだけでは気づきにくい。

その時間の中で、友達や家族、恋人がいてくれることで
その大切さにようやく気づく。
当たり前のようにそばにいて、当たり前のように
過ぎていくその時間たちがかけがえなく愛しいものなんだと
ずっと忘れずにいたい」  カフカ

私もその通りだと思う!