折り合い

晴れ。雲のない青空なのに、心は晴れない。でも、前より少し光が
見えた。

誰かが言った

流されてゆく人々をみて

この世には神も仏もないと

心の闇というのは、別に特別なことじゃない。多かれ少なかれ、

誰もが抱えてることで、それを表に出すか、隠すか、意識するか

しないか、皆どうにか自分の中で折り合いをつけて生きている。

うまく折り合いをつけられず、命を絶つ人もいる。

世間からすれば、甘えだとか、逃げだとか、弱い人間だとか、

命を粗末にしてるとか。

でも、私に自殺したいという想いが理解できる。しかし、世の中には
死にたいのに、死ねない人に対してそれがずるいだと思う。動けない
私から見るとある意味で、自殺できる人は幸せかもしれない。

死を意識すると、まるで世間ではネガティブのように言われる。

口にしてはいけないタブーのように言われ、絶対に死んでは

ならない！生きるのがすべて！絶対に生きなさい！

そうやって、多くの人間は、死なないつもりで生きている。

もちろん、そうじゃない人もいる。そりゃそうだ、人間はいつか

必ず死ぬ。

そのくらいは小学生でも知ってる。しかし、それははるかにもっと

もっと先のことだろう？８０歳？９０歳？

まぁ、そんな感じ！

絶対に死んではならない、絶対に生きねばならない。

これって結構なプレッシャーで、何か何でも生きるために

頑張るとのこと！

でも、いつか死ねばいいという考え方もある。そう書くと必ず

批判されるけど、絶対に生きねばならないというプレッシャーから

開放される。

ただご飯を食べて、うんこして、ダラダラ生きていても、それは
生きているのではなく、生かされている。ただ生きることだけで
素晴らしいだという人もいる。そうかな？と疑問に思うときもある。　素晴らしいというより過酷だと言ったほうが正しい気がする。

誰かが言った

流されてゆく人々をみて

この世には神も仏もないと

そうかな？

私は神も仏もちゃんと存在すると思う。

一人、一人、人それぞれ　心の中に！
そうでなければ、耐えることができないし、
何の希望もない。