2021年12月13日月曜日

余命宣言

晴れ。冬の寒さ、11℃

余命宣告を受ければ、死への準備を始めることが多い。もちろん寿命が
確定されたわけではない。

先日、自分のあり得ない採血の結果を見て、普通ならもう死んでいる
はずなのに、まだ生きている。例え余命宣告を受けたとしても、人生では何が起こるのかわからないので、未来を決めつけることはできない。

でも、死を意識すればその瞬間から、日々の心構えも日常生活も変わって
しまうのが当たり前だと思う。何度も書いたが、死はいつか必ず、すべての人に訪れる。だから余命宣告を受けた人は、そうではない人も死ぬ日を意識して生きていったほうがいい気がする。

私は健康な人も、残りの命を意識しながら生きていくことがとても大切だと考えている。余命3ヶ月の宣言を受けた人が、1年、2年、10年と命を
つないでいったとしても、死というのはいつか必ず訪れる。

その時間を使って自分が死への準備をしていくことができるのなら、
その期間は決して無駄にはならない。余命宣言を受けていなくても、
いつ突然死や事故死はやってくるかは誰にもわからない。

余命宣告を受けた人が最初はパニックに陥る。私も経験がある。
何も考えられなくなるというより、考えることが怖くなってしまう。
冷静に死と向き合うことが後で来る。

これを書いている間、悲しいお知らせが来た。同病の仲間が心不全で
亡くなった。彼のYouTubeチャンネルを観ていた。
ご冥福をお祈りいたします。