2020年2月13日木曜日

観たい映画

今日は季節外れの暖かさ、18℃。

韓国ドラマと映画が好きで、韓国語の勉強を兼ねて、ほとんど
毎日観ても飽きない。

先日、ポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』は、
外国語映画として、初めて作品賞を受賞。韓国映画が作品賞に
ノミネートされたのも初めてのことで、凄いだと思う。
おめでとう🙇

同時に今回は同じ部門にポーランドのヤン・コマサ(Jan Komasa)
監督作品「Corpus Christi(原題:Boże Ciało)」もノミネート
されたが、ちょっと悔しいけれど、「パラサイト」に負けた。

この映画のキャッチコピーは「見えているものすべてを信じるな」。
実話を元にしたフィクション作品で、2020年の日本のポーランド
映画祭で上映されるかも知れない。

あらすじ
暴行事件を起こし少年施設に入っている20歳の青年ダニエルは、
施設を度々訪問していた司祭に憧れ、熱心なカトリック教徒と
なっていた。

前科者は神父になれないと言われているものの、神父になることを
夢見つつ、遂に出所し、施設から遠く離れた村の家具工場に
就職することになった。工場に行く前に近くの村の教会に足を
運ぶダニエル。

そこで出会った女子高校生エリザとの会話の中で口を衝いて出た
「俺は神父だよ」と言う小さな嘘から、教会の中に案内され、
宿泊することに・・・
そんな折、教会の司祭の体調が悪化し、なんとダニエルは司祭の
代わりを演じることになってしまう。

元犯罪者であり、神父としての教育を受けていない彼の型破りな
言動は良くも悪くも注目を集める。

そんな村で数年前に起こった事故の犠牲者を追悼する看板に興味を
示すダニエル。そこに同じ少年施設で暮らしていた仲間が現れ、
彼の運命が大きく動き出す・・・

そして映画の内容から重要だと思われるワードが「教会、宗教、
神、聖体、正義、憎悪、盲目、分断、信頼」など。


ポーランドの作品が最後にアカデミー賞にノミネートされたのは
2015年、パヴェウ・パヴリコフスキ(Paweł Pawlikowski)監督作品
「イーダ(原題:Ida)」で、外国語映画賞を受賞した。
そして、2019年に3部門にノミネートされた「Cold War」だった。