2020年1月30日木曜日

グルテンフリーの食事

今日も雨。10℃。

テレビなどのメディアで何か話題になっている「グルテンフリー」。
日本ではやっと最近、少しずつ耳にするワードになった。
欧米では広く使われている食事療法で、2013年からは
食品に表示されるようになった。

グルテンは、小麦やライ麦、大麦などの穀物に含まれるたんぱく質の
一種で、含まれる食品としては主にパンやうどん、パスタ、
シリアル、カレールー、シチューの元、そうめん、ラーメンなど。

食べ物に弾力や粘り気を出す働きがあり、うどんやパスタなどに
もちもちの食感を出したりパンやお菓子などを作るときに生地を
まとめる際に使用する。

グルテンフリーはこのグルテンを食べない食事方法、または
グルテンを含まない食品のことという。

もともとグルテンを摂取すると小腸を損傷するセリアック病や
小麦アレルギーの人のための食事療法だったが、海外セレブや
アスリート達がグルテンフリーの食生活を始めたら、健康と
美容にいいと判明した。それでアレルギーのない人たちにも
広まったといわれている。

グルテンフリーの効果については個人差はあるけれど、
腹痛、便秘、下痢、不眠、生理痛、生理不順、肌荒れなどが
改善されたという報告がある。

調味料にもグルテンが含まれるものは多く、日常的な食生活の中で
小麦を含まない食品を選んで食べるというのは結構大変なことだと
思う。

最近ではグルテンフリー専門の食料品店やレストランも増えているが、
この食事療法はまだ知られていない。一般のスーパーでは
グルテンフリーのものを手に入れるのが難しいので、インターネットで
探すしかない。

私はもう5年前からグルテンフリーの食生活をしている。
始めたきっかけは娘の皮膚アレルギーと私の頑固な便秘と
腹痛だった。小麦粉の代わりに米粉、さつまいも粉、そば粉、
片栗粉を使っている。

手に入らないグルテンフリーパスタやパンの元やシリアルと
クッキーなどをポーランドから送ってもらう。ポーランドでは
食品に必ずグルテンフリーの表示が付いている。

グルテンフリーの食生活を続けて5年。娘のアレルギーが
改善され、私の便秘も良くなった。今の食生活でなければ
おそらくもう食べることができないと思う。

とにかく動けない筋ジストロフィーと心不全の人にお勧めです。