2020年3月1日日曜日

選択肢

曇り。12℃

いつもと変わらない日曜日。インターネットのミサに参加して、
色々と考えさせられた。

昨日は病気でも選択肢があると書いた。

「たとえ不治の病の床にあっても、天を恨み泣き暮らすか、
 周囲に感謝し余生を充実させるか、それは自分で決める
 ことができる。」 
                         アルフレッド・アドラー

「人はどんなことでもできる」「運命は自分で変えられる」など、
そう言っても、できないことだってある!

何も悪いことをしていないのに、なぜこんな目に合わなければ
ならないのか?・・・誰でもそう思うかも知れない⁉
難病、重い障害、癌、家族の突然死など・・・
それでも自分で何かを変えられると言えるのか? 
それでも自分で何かを決められるのか? そう思う人が多い。

その通り、自分自身の力でどうにもできないことがある。
しかし、それ自体を変えることは出来なくても、それをどのような
気持ちで受け取り、どのような意味づけをするのか、その選択肢が
残されている。

ピンクのレンズを通して見れば世界はピンクに見える。
コップに半分だけ飲み物が入っていれば、「半分しかない!」と
思うか、それとも「まだ半分もある!」と思うか、考え方は人次第! 

私の考えでは「半分しかない!」と認めて、チョビチョビ飲めば、
結局、「まだある」という結論に辿り着く。

必ず前向き、ポジティブにずっといる必要はないと思う。
できる範囲でいいと言う選択もある。大げさに考えると疲れて
しまう。

そうしたら、苦しみと辛さの中でも何かを学び、小さなことに
感謝できるようになる。